ヘルペスウイルスを撃退するときに使用されることの多いバルトレックスという薬。バルトレックスは非常に安全性の高い薬のため、多くの人に愛されていますが、もちろん薬である以上、副作用は付きまとうことになります。バルトレックスの副作用を中心に記載しています。

持たれる白い錠剤
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バルトレックスの効果作用と服用方法

薬を飲む人

バルトレックスは、ヘルペスウイルスの増殖を阻害する作用を持つ抗ウイルス薬です。
有効成分としてバラシクロビルを配合し、ヘルペスウイルスを原因とする水疱瘡・単純疱疹(性器ヘルペス並びに口唇ヘルペス)及び帯状疱疹を適用症としています。
バルトレックスはウイルス細胞内で活性を発揮し、ウイルスDNA連鎖の伸長を停止させ、そのDNA複製を阻害し増殖を抑制する効果をもっているのです。

例えば、性器ヘルペスや口唇ヘルペスなどの、単純ヘルペスウイルスを原因とする単純疱疹に対しては、臨床試験では90%以上の被験者で改善効果が見られたとされています。
ただしヘルペスウイルスを根絶させる効果は確認されていないので、薬に対して期待されている効果は水疱や潰瘍等の治癒するまでの期間を短縮させることに主眼が置かれているわけです。
ヘルペスウイルスが増殖を活発に繰り返す発症初期に服用を開始することで、高いウイルス増殖抑制効果を発揮し、より短時間で症状の沈静化を期待出来ます。

また再発を繰り返す性器ヘルペスなどでは、バルトレックスは再発予防薬として服用されることもあります。
再発抑制両方でではバルトレックスを毎日服用することになるのです。
性器ヘルペスでは症状の出ていない状態でも、パートナーに感染させるリスクがあります。
そこで再発抑制療法には、パートナーへの感染を予防する効果も期待できるメリットがあると言えます。

バルトレックスは飲み薬で、1日3回の服用で済みます。
症状が発現後に可能な限り早期に服用を開始することがポイントで、5日間の服用期間を遵守する必要があるので、飲み忘れには注意して下さい。
ただし初期感染では重症化することもあるので、10日間まで服用期間を延ばされる場合もあります。
自己判断で途中で服用中止したりすると、治癒が遅れたり再発するリスクが高まるわけです。
腎機能障害をお持ちの方や、高齢者では排泄が遅れてしまい、薬の血中濃度が上昇する可能性があるので注意しましょう。

バルトレックスは感染部位によって服用方法が異なる?

バルトレックスの効果はヘルペスウイルスの増殖を防ぐことで、バラシクロビルが主成分となっています。
ヘルペスウイルスによる病気に使用することができますが、発症している部位によってバルトレックスの使用方法が異なってきます。
単純疱疹である口唇ヘルペスを発症した時には500mgを1日2回5日間服用することが普通ですが、水疱瘡や帯状疱疹の場合には1000mgを1日3回10日間服用することになっています。

単純疱疹の性器ヘルペスの場合には口唇ヘルペスと同じように500mgを1日2回服用します。
予防的に使用する場合には500mgを1日1回だけ服用するという方法もあります。これを8週間から最長1年間服用し続けます。
こういった使い方をすることで再発を起こしやすい性器ヘルペスの発症を予防して、症状が出て苦しむことがないようにすることができます。
予防的にバルトレックスを服用している時でも発症をしてしまったら、500mgを1日2回服用するようにします。

こういった飲み方はヘルペスウイルスの種類などと関係していますが、服用する時に最も大事なことは、症状が出はじめたら早く服用を開始することで、それはどの病気でも共通しています。
バルトレックスはヘルペスウイルスの増殖を防ぐ薬でウイルスを殺す作用はないために、ウイルスが大量に増えてしまってからでは効果を十分に発揮できない可能性があります。
そのため、どの部位に症状が出たとしても、とにかく早く治療を開始することが最も大切だと言えるでしょう。

バルトレックスは予防的にも使用ができるので、使う時には目的や起きている症状をよくみて使うことが大切です。
適切な使い方をすることでしっかりとした効果を感じられるでしょう。